医院ブログ BLOG

Experts in each specialized field cooperate and collaborate.
We will provide you with the best treatment.

矯正について

こんにちは!

医療法人社団SED汐入駅前歯科Smile10デンタルクリニック、歯科衛生士の神田、松本、トリートメントコーディネーターの橋口です。

6月に入り、雨が降る日も多くなってきましたが皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

今月の6月4日は虫歯予防デーに制定されています。

この機会に歯やお口の健康について考えていきましょう。

 

今回のテーマは「矯正について」です。

歯並びを治す矯正は見た目をきれいにすることが注目されがちですが歯並びをよくするメリットが様々あります。

 

まず「矯正治療の種類」についてお話します。

皆さまは矯正治療と言えばどのようなものをイメージされますか?

ワイヤー?マウスピース?矯正治療といっても、子どものための矯正治療や

大人のための矯正治療、子どもから大人までできる矯正治療と種類は様々です。

どんな矯正治療があるのかお話しします。

 

♪ワイヤー矯正

ワイヤー矯正とは、名の通りワイヤーを用いて矯正をしていく従来の方法です。

歯にブラケットという装置をつけ、そこにワイヤーを通し適切な力をかけ、

少しずつ歯を移動させていく方法です。

この矯正方法は、すきっ歯、受け口、開口、八重歯、デコボコな歯並びなど

様々な症例に対応できます。ワイヤー矯正は、外すことができないので歯磨きが

しづらいことやワイヤーが目立つところが欠点です。

矯正治療期間は個人差もありますが、だいたい2年半から3年半ほどです

♪マイオブレース小児矯正

マイオブレース矯正とは歯ならびに悪影響を及ぼす悪い機能を改善し、上顎骨(上あごの骨)の成長量と成長方向を正しく改善しながら、歯にかかる力のバランスを改善することでお子さまの歯ならびを治していく矯正方法です。

上下一体型のマウスピースを、日中1時間と就寝時に装着することで

不正歯列や顔面の発育不全の真の原因を治療するものです。

さらに筋機能トレーニング(MFT)と組み合わせることで、従来の小児矯正とは

異なる大きな改善を期待できます。

矯正治療期間は、個人差ありますが約3年から3年半ほどです。

♪インビザライン矯正

インビザライン矯正とは、取り外し可能なマウスピース型の矯正方法です。

インビザラインの特徴として、

・透明で目立ちにくい

・取り外し可能

・金属不使用

・痛みが少ない

・食事制限がない

などの特徴があります。

また、インビザライン矯正は中学生以降、年齢に関係なく始められる矯正方法です。

デコボコの程度によっては半年で終わることもあります。

矯正先進国アメリカではインビザラインに代表されるマウスピース型の成人矯正が97%を占めています。

 

続いて「矯正治療中の生活」についてです。

▼ワイヤー・ブラケット装着時の注意点

矯正装置(ワイヤー・ブラケット)を装着中、特にお子様の場合は装置が歯磨きの邪魔になり、歯と装置の間に虫歯の原因となるプラークが溜まり、お口のケアが行き届かず虫歯になる事があります。矯正装置装着中には食べ物にも制限があり、その他にも、歯が動く痛みや口内炎、外部からの衝撃によって装置が外れるといったことが起こりえます。

♬口腔ケア

矯正装置(ワイヤー・ブラケット)装着中は、装置が邪魔になって歯磨きが上手くできずお口の中が不衛生になりがちです。口腔ケアが行き届かなかった場合、虫歯になる可能性があるため、普段以上に歯磨きをしっかりと行いましょう。

 

♬装置装着の痛み

ワイヤーとブラケットを使用する矯正治療では、ワイヤーが元に戻ろうとする力で歯を引っ張り、歯を動かすため、歯が動くに伴って痛みを感じる事があります。特に、装置の装着後1〜2週間程度は痛みが気になるかも知れませんが、多くの場合時間が経つにつれ痛みも落ち着いてきます。

 

♬食べ物の制限

ワイヤーとブラケットを使った矯正治療中は、食べ物によって装置が外れてしまう事があります。特に粘着性のキャラメル、ガム、お餅などは装置にくっついてしまい装置が外れたり損傷したりする原因になります。お煎餅やリンゴ、氷などの硬い物も、装置が壊れる原因になります。

 

♬口内炎の発症

ワイヤーとブラケットを使った矯正治療中は、矯正装置が頬の内側(口の中)の粘膜を傷つけることがあり、普段より口内炎が出来やすくなります。また、矯正装置が口の中の同じ部分に何度も接触してしまう為、口内炎が治りにくくなります。

 

♬アクシデントによる装置の離脱

矯正治療中はワイヤーを通すブラケットやワイヤーが外部からの衝撃、硬い物を噛んだ時、運動中等、日常の様々な場面で外れてしまう事があります。装置が外れてしまった場合は、連絡するようにして下さい。

 

▼インビザライン注意点

♬装着時間は1日20時間以上

食事や歯磨きをしている時以外はマウスピースをつけている状態です。

つけ始めは違和感があるかもしれますが、次第に慣れていきます。

正しく装着しないと治療が進まなくなる可能性があるので、時間を守れるように工夫しましょう。

また、マウスピースが正しく装着されている事も大切です。

マウスピースが歯から浮いたり、密着しなかったりすると、歯が正しく移動できない恐れがあるので隙間ができないように装着しましょう。

 

♬1~2週間ごとのマウスピースの交換

1~2週間に1回の頻度で、新しいマウスピースに交換する必要があります。

交換のタイミングを間違えないように交換日を確認するようにして下さい。

 

♬マウスピースのお手入れ

マウスピースは毎日、水とやわらかい歯ブラシで洗う事をおすすめしています。

汚れやにおいが気になる場合は、マウスピース・リテーナー用の洗浄剤を使う事をおすすめしています。

取り外した際は、紛失しないようケースに入れて保管してください。

 

♬歯科医院の定期的な通院

2~3ヶ月に1回の頻度で通院します。

治療は計画通りに進んでいるか、不備はないかなどの確認をします。

治療計画によって変わりますので、指示に従って通院する必要があります。

♬マウスピースは外して飲食する

マウスピースをつけたまま、飲食してしまうと本体の破損にも繋がります。

マウスピースをつけている間の飲食は原則お水のみです。

飲食後はすぐに歯磨きを行い、速やかに再装着する事が大切です。

歯磨きが出来ない場合は、マウスウォッシュなどで口腔内を綺麗にしましょう。

食事制限はありませんが、虫歯のリスクを高めてしまう糖分の多い食べ物や飲料は、極力さけるようにしましょう。

虫歯になると矯正治療を中断して虫歯治療を優先しなければならないので、当初の治療計画に狂いが生じます。

 

最後に「小児矯正の相談に行くタイミング」についてお話します。

お子様の歯並びが気になるが何歳になったら相談に行けばいいものかわからないという方はいらっしゃいませんか。

そんなお悩みにお答えしていきます。

矯正治療は始める時期によってできる矯正方法が変わってきます。

お子様の矯正治療は1期治療と2期治療に分けられています。

 

【1期治療】

乳歯と永久歯が混合している時期(6歳~12歳くらい)

骨の成長を利用し、上下の顎骨の形やバランスなどを整え歯の生えてくるスペースを確保します。

 

【2期治療】

永久歯が生え揃い、乳歯がなくなってからの時期(12歳以降)

生え揃った永久歯をそれぞれ移動させて歯列を整えきれいな歯並びを目指します。

 

時期によって動かす場所が変わってきます。

1期治療時期に行う矯正方法はお子様の成長が盛んな時期に行うことで顎を広がるように装置を使い誘導します。

 

2期治療は前から数えて3番目の犬歯が入りきらずにはみ出てしまった八重歯を主に改善します。

 

当院で扱っている小児矯正はマイオブレース小児矯正という方法です。

マイオブレース小児矯正の良い点はこの2期治療が必要ないことです。

つまり12歳までに矯正治療が終わるのでお子さんの負担が減り、治療費も軽減されます。

ポイントは八重歯です。犬歯を八重歯にしないできちんと並べてあげれば、つまり上の前歯6本、下の前歯6本をきちんと並べてあげればもう決着はつくわけです。

なぜならば4番目、5番目の永久歯はよほどのことがない限り必ず並ぶからです。

(4番目の乳歯と4番目の永久歯はほぼ同じ大きさ、5番目の乳歯は5番目の永久歯よりも大きいから必ず並ぶんです。)

マイオブレース小児矯正は、マウスピース以外の装置も使って八重歯にならないように治療できるので、12歳以降の2期治療の必要がないことが大きなメリットです。

マイオブレース小児矯正の筋機能トレーニング(MFT)の目的は歯並びを悪くしている根本原因の改善です。

根本的原因を改善するのに大切なのは

・鼻呼吸をすること。(×口呼吸)

・舌を上あごの正しい位置につけること。

・正しい飲み込み方をすること。

です。

これらを正しい方法で行うことを筋肉に覚えさせることで上顎骨を正しい方向と大きさに成長させその結果、歯並びが改善していきます。

また、この矯正治療は歯並びを整えることだけではなく、顔を健全に育て、気道機能障害などの問題にも働きかけることができる矯正治療です。

顎の骨や顔の筋肉の成長過程を利用し行う矯正方法なので年齢がとても重要になります。

成長しきっている大人にはもちろん行うことができません。

 

マイオブレース小児矯正の適齢は上顎骨が旺盛に成長発育している6歳~8歳が好ましいといわれています。

しかし、お子様の歯並びの状況にもよりますが遅くとも10歳ぐらいまでに開始すれば可能です。

マウスピースの装着と呼吸改善のトレーニングの2つを毎日続けて行うことがとても重要な矯正方法となります。まだお子様自身は歯並びに関心が無いころかとは思いますが一緒に楽しく続けられるかというのは大切になってきます。

 

6歳に満たない方でも呼吸改善プログラムというマイオブレースのお試しのようなコンテンツもご用意しております。

お子様の歯並びで心配なことや矯正をお考えでしたらお早めにご相談にいらしていただけたらと思います。

汐入駅前歯科、Smile10デンタルクリニックではマイオブレース矯正、インビザライン矯正、ワイヤー矯正を行っております。無料でご相談を承っております。

お子様の矯正相談をご希望の方、歯並びにお悩みをお持ちの方は是非一度、汐入駅前歯科・Smile10デンタルクリニックにいらしてみてはいかがでしょうか。

スタッフ一同、心よりお待ちしています!!

 

CONTACT

アクセス タップで電話する 公式LINEアカウント 24時間ネット予約・お問い合わせ

【診療時間】月~金 10時-13時/14時半-19時 土日 9時-12時/13時半-17時 【休診日】祝日