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MRCスタート親御さんのマインドセット30日【 4日目 】

4日目:「なぜ口で息をすると子どもの脳が育たないのか?!」

 

口で息をしていると身体や脳の細胞に届く酸素が減少するからです。

 

え!?口で息をしたほうがたくさん吸えるのになぜ?って思いますよね。

確かに鼻の穴より口の方が大きいから一度にたくさん吸えてお得じゃないか!?。

 

でも、実際はたくさん吸った方が逆に細胞に酸素が届かなくなるんです。

特に脳細胞への酸素供給量は最大で40%減少するという研究報告もあります。

 

 

その理由をわかりやすく説明します。

 

➀ 吸った酸素は肺から血管に送られる。→

➁ 血液に入った酸素はヘモグロビンとくっつき血液の中を運ばれていく。

つまりヘモグロビンは酸素を運ぶトラックです。→

 

③ トラックで運ばれた酸素は酸素を必要としている細胞に来るとヘモグロビンから切り離されて、つまりトラックからおろされ、酸素を必要としている細胞に移動していきます。

 

ここでトラックから降ろす役割をしているのが二酸化炭素なんです。

 

二酸化炭素って身体にいらないもの、っていう印象が強いですよね。

必要がないから吐き出している。

 

でも、吐き出しすぎると血液中の二酸化炭素が減ってしまい、ヘモグロビンと酸素が切り離されなくなってしまう

つまりヘモグロビンというトラックの荷台から酸素が下ろされずにずっと積まれたまま血管の中をグルグル巡回するだけで細胞に酸素が届かない「低炭酸症」(ていたんさんしょう)という血液の悪循環状態になってしまうのです。

 

だから、人間が生きていくうえで二酸化炭素はとっても大事なんです。

 

空気中に二酸化炭素はたったの0.03%しかないので吸った空気にはほぼゼロ、入ってません。ほとんどが酸素と窒素です。

だから私たちは吸った空気から二酸化炭素を体内に取り入れることができないんです。

じゃあ、必要な二酸化炭素をどこから補充しているか!?

 

 

次回も大切なお話です。ぜひご覧ください!

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