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「バナペリオ」ついて

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こんにちは!

汐入駅前歯科衛生士 西舘です。

暑さが続き、日の時間が長くなりましたね。
体調の方はいかがですか?

熱中症にはお気を付け下さい!


今回は「バナペリオ」ついてお話ししていきます。
聞いたことありますか?

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実は、、歯周病の原因菌をチェックする機械になります。
まず歯周病について復習しましょう!
歯周病とは?
歯を支えている骨、歯槽骨が溶けてくる病気の事です。
初期の段階では目立った自覚症状がないという事です。
なので放置して悪化してきて気付くパターンが多いです。


★歯周病の原因★
歯周病の原因菌を調べてみると、罹患した患者様の歯垢の中に下記の3種類が存在する事が分かりました。

・Porphyromonas gingivalis (P.ジンジバリス)
・Treponema denticola (T.ディンティコーラ)
・Tannerella forsythia (T.フォーサイス)

歯周病は上記の細菌が1種類以上あると発症の原因の一つです。
この3種類の歯周病菌を調べるのが「バナペリオ」です!!!
★バナペリオの特徴★
 ①安全無痛
  歯と歯肉の境目に付着した歯肉の下の歯垢を採るだけなので安全で痛くありません。
 ②簡単迅速
  専用の反応器で5分間反応を促進させるだけで結果が出ます。
③結果が分かりやすい
  検査結果が試験紙に出る青色の濃淡で判断出来るため肉眼で認知できます。
 
★バナペリオの仕組み★
バナペリオは細長い試験紙で表面に
検定塗布膜と判定膜が帯状に付いています。
次のような手順で歯周病菌の有無を検査します。
①歯肉縁下の歯垢(検体)を採取し、検体塗布膜に塗り付けます。
②検体塗布膜と判定塗布膜が接触するようにバナペリオを折り畳み、反応を進行させます。
③歯垢に歯周病菌が存在すると判定膜中の発色剤と化学反応をおこし、青色になります。
④判定膜上のこの色調変化を肉眼で検知することで歯周病菌の有無を判断します。
5分で出来ますのですぐに結果を知る事が出来ます!!
★バナぺリオの流れ★
①クリーニング(お口の中をキレイにしていきます)
   ↓
②歯周病菌の検査(歯周病菌の有無を調べます)
   ↓
③お薬を出します(陽性の場合)
   ↓
④再クリーニング(お薬が効いている7日~10日間の間に行います)
   ↓
⑤再検査(歯周病菌の有無や量の変化を確認します)
再クリーニング後、3日~7日くらいに行います。
   ↓
⑥メンテナンス

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という流れです。
検査だけでも出来ますのでお気軽にご相談下さい。
歯周病は見えない所で進んでく病気になります。いつ自分が歯周病になっているか、こういった検査で確認してみてはいかがですか。
 
後は、定期的にクリーニングに来て頂きチェックしていきます。
ご不明点あればぜひ当院の衛生士にご相談下さい!!
お待ちしております!!
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