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「塩分」 について

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こんにちは!
医療法人社団SED 汐入駅前歯科 管理栄養士の小山です。

まだまだ寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回は血圧に気を遣われている方は特に気になる「塩分」についてお話致します。
塩分が多く含まれている食品と、美味しく減塩するためには何に気を付ければ良いかの2点をご紹介いたします。

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まずは比較的塩分の多い食品から見ていきましょう。
【塩分の多い食品】
まずは塩分の多い食品をいくつか挙げていきます。
 ・醤油、味噌、ケチャップ、ソースなどの調味料
 ・ドレッシング
 ・たくあん、梅干しなどの漬物
 ・みそ汁・スープ類
 ・うどん、ラーメンなどの麺類
 ・パン
 ・ハム、ソーセージなどの加工肉食品
 ・ちくわなどの練り物
  etc…

比較的塩分が多いとされる、代表的な食品を挙げました。
ご存知の食品も、意外に思われる物もあったのではないでしょうか。
特にパンや麺類、練り物、加工肉食品などは食塩を練りこんで作られるため、通常よりも塩味を感じにくくなっています。
しかし、これらの食品に塩分が多いからといって、食べてはいけないわけではありません。
いくつかのポイントに気を付けて全体に使う塩分の量を減らせば、美味しくて健康的な献立を目指せます!
次は美味しく減塩するための5つのコツをご紹介いたします。
【美味しく減塩するための5つのコツ】
① 香辛料や香味野菜を使って、風味をつける。
風味を付けることで塩分を減らしても美味しく感じるだけでなく、献立にもメリハリがでます!
② みそ汁やスープ類は具沢山にする。
具をたくさん入れることで、相対的にスープの量を減らせます。野菜類はスープに入れると食べやすくなるだけでなく、食べ応えも増して満足感がアップします
③ うどん、ラーメンのスープはなるべく残すように努める
うどんやラーメンなどの麺類は、麺そのものにも多くの塩分が含まれています。その上、スープもかなり塩分濃度の濃いものが多いです。まずは1口からでも良いので、飲み干さないように心掛けましょう。
④ 調味料は食べる直前につける
塩分は食品に混ぜ込むと塩味を感じにくくなります。例えばお浸しなどは醤油で揉まず、小皿に分けた醤油をその都度少し付けて食べる方が、結果的に少ない量でも美味しく感じられます。この時、減塩醤油を使用すると更に効果が期待できますよ。

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⑤ 出汁をきかせてうま味を活かす
日本食の基本である「出汁」は、実は減塩にも役立ちます。だしのうま味があると、味の相乗効果で塩分が少なくても美味しく感じることができます。最近はだしパックなどで簡単に出汁を取れますから、ぜひチャレンジしてみてください。
減塩と聞くと味のないお食事をイメージされる方も少なくないと思いますが、工夫次第で美味しく減塩することはできます。
現在の日本人の食事摂取基準では、食塩の1日の摂取目標量が「男性で8g未満」「女性で7g未満」です。しかもこの基準値は年々下がってきています。
今から美味しい減塩習慣を身に付けて、皆様の健康が少しでも長く続くことを祈っております。

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