SEDセラミックのご紹介
こんにちは、SED汐入駅前歯科トリートメントコーディネーターの森です。
9月になっても残暑が続いております。
日中はまだ気温も高くなるようですので、冷房機を上手く使い、熱中症には引き続きお気をつけ下さい。
さて今回は、SEDで取り扱いのあるセラミックの種類についてご紹介いたします。
以前のブログで金属の補綴物による2次カリエスリスクに触れ、メタルフリーのセラミックの機能性についてほんの少しお話しいたしました。
今回は、そのセラミックの種類別による機能性・審美性について詳しくご説明いたします!
まず、セラミックを簡単に説明しますと…
① 白くて綺麗
② アレルギーの心配がない
③ 劣化しにくく長持ち
という材料になります。
セラミックにもいくつか種類がありますが、どのセラミックでも患者様の歯の色に近いカラーで作製します。また透明感の高いものもあり、天然の歯により近い風合いを再現することも可能です。
また、SEDのセラミック治療では歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)形成・シリコン印象・レジンセメント・高出力LEDライトというラインナップを取り揃えております。
セラミック本体に加え、こうした機械・材料を使用することで、金属アレルギーの心配もなく、長く安心してお使いいただける補綴物です。
では、SEDで取り扱っているセラミックを種類ごとにご紹介いたします。
①プレミアムセラミックス
e-maxというセラミックを使っております。
一番の特徴はガラスセラミックによるこの高い
透明感です。
ご自身の天然の歯を鏡で見てみてください。
先端にかけて少し色が薄く、透明がかっているのが分かりますか?
プレミアムセラミックスは、人工物でありながらこの透明感を再現し、より自然な仕上がりになります。前歯や見える部分の歯にとても適しています。
②プレミアムダイヤ
「セラミックは割れやすい…」、ということを聞いたことがありませんか?
陶材の為、確かに金属の強度には劣るといわれております。
しかしジルコニアは、人工ダイヤの一種で、その高い強度による耐久性は、他の医療現場では人工関節、その他にもロケットの断熱保護材という状況下でも証明されています。
硬いものが大好き、歯ぎしりや食いしばりの症状がある、力仕事だ、などなど咬む力が強い場合や一番奥の歯にセラミックを入れたい場合などには、このプレミアムダイヤがおススメです。
③プレミアムジルコニア
プレミアムセラミックスの審美性、プレミアムダイヤ強度耐久性、そのどちらの良さも兼ね揃えたセラミックがプレミアムジルコニアです。
補綴物の内面や咬む面をジルコニアで作製し、見える部分に別のセラミックを焼き付けています。
表に焼き付けているセラミックは、患者様の歯のカラーやグラデーションまで忠実に再現します。
せっかく入れるなら一番美しく丈夫なものを、とご希望の方には大変ご満足いただけると思います。※二重構造のセラミックの為、被せもののみになります。
ご紹介したセラミックにも、患者様のお口の状態や症例によって向き不向きがあります。
SEDでは、患者様一人一人に最適な治療方法を提供するために、担当医、担当衛生士、トリートメントコーディネーターとカウンセリングの機会を設けております。
詰めものや被せものは、その後何年(何十年)も使用し、歯の寿命にも大きく影響します。
生涯健康な体で、豊かな食生活を送るために、歯はとっても大切な身体の一部です。
きちんと治療内容やメリット・デメリットを知り、一番自分の理想に近い治療方法を選択してください。
治療方法についてのご相談、ご質問などございましたらお気軽にスタッフまでお声掛けください。
次回の私のブログでは、トリートメントコーディネーターによるカウンセリングについてご紹介したいと思います。
季節は秋に向かいますが、夏バテは秋に出るとも言います。
どうかお身体ご自愛ください。