義歯(入れ歯)についてパート2
こんにちは。
医療法人社団SED汐入駅前歯科、歯科医師の熊谷です。
厳しい寒さはまだまだ続きそうですが、私たちも体調管理しっかりしていきましょう。
さて、今回のテーマは義歯(入れ歯)についてパート2です。
前回、歯が抜けてしまった後の治療、義歯とはどういうものか私のブログの記事で説明しました。
今回は、審美面を考慮した義歯、異物感を軽減した義歯について説明させていただきます。
まずは、前回の内容を少し復習しましょう。
そのうちの義歯は2つの種類があり、
部分的に歯を失った場合には、両側の残っている歯に金属のバネを引っかけて固定する入れ歯を部分入れ歯といいます。
また、全部の歯を失った場合は金属のバネを引っかける歯がないので、粘膜で支えて固定する入れ歯を総入れ歯といいます。
ここまでが前回の内容です。義歯について思い出せましたか?
上記の義歯は保険内で治療可能です。
それでは、本題です。
部分入れ歯のように金属のバネを歯に引っかけるため、口を開けた時に入れ歯が目立ってしまうことがあります。奥歯の場合は目立ちにくい場合もありますが、前歯にバネを引っかける場合は目立ちやすいです。そのような時は審美面に特化した入れ歯があります。
また、異物が口の中に入るため違和感が強いです。そのような時は異物感が少ない入れ歯があります。これらの義歯は保険外での治療になります。
【エステティックデンチャー】
こちらが審美面を気にされる方におすすめです。
歯にかける部分が歯茎に似ている色をしているので目立ちにくいです。
金属アレルギーの方も使用可能です。
【金属床義歯】
通常この部分はピンクのプラスチック素材を使用しています。プラスチック素材は厚みを確保しなければ破損しやすくなりますが、金属の場合はプラスチックより強度があるので薄くできます。
薄くなることで上アゴの異物感は軽減します。
これらの義歯は口の中の状態で選択できない場合もあります。
また、保険適用外になりますので金額やもっと義歯について詳しく聞きたい方はご相談ください。