成功のカギ
マイオブレイス矯正の成功のカギは習慣化です。
これからマイオブレイス矯正を始める皆様に最初にお伝えしておきたいことがあります。
マイオブレイス矯正治療は3つの柱からできています。
一つ目は起きている時に1時間マイオブレイスを装着する事です
そして二つ目は1日5分間のアクティビティトレーニング。
動画を観ながら、目で見て耳で聞いて実施します。
そして三つめは夜間の装着。
この三つがマイオブレイス矯正の柱になります。
どれも大事ですが一番大事なのはマイオブレイスを起きている時に1時間装着する事。
これが成功の鍵です。
これが習慣化出来ていかないと治療は進んでいきません。
これは明確にお伝えしておきたいと思います。
1時間装着するということがお子さんの歯並びを治していく「治療」であるとお母様もお子さんも正しく認識する必要があります。
なぜならばしっかり1時間装着することによってお子さんの呼吸が効果的に改善していくからです。
マイオブレイスを起きている時に1時間、正しく装着するという事は何を意味しているかというと呼吸を口呼吸から鼻呼吸に改善しています。
1時間だけで何で改善できるの?
と思う方も多いと思うのですが、
実は呼吸というのはただ口から息をしているのか、鼻から息をしているのか、という入口の問題だけではないのです。
口で息をしている時に使っている呼吸の筋肉と、鼻で息をしている時に使っている呼吸の筋肉は実は全く別だからです。
なので、マイオブレイスを正しく装着して鼻で息をするという事は正しい呼吸の筋肉を1時間使うという事を意味しています。
歯並びが悪いお子様は口呼吸ですから、口呼吸で使っている筋肉から鼻呼吸で使う筋肉へ切り替えていかなければなりません。
これは左利きを右利きに治すくらいとても難しい事です。
でも、それを効果的に改善してくれるのがマイオブレイスのシステムです。
マイオブレイスを1時間起きている時に装着していればその間は必ず鼻で呼吸するときの筋肉を使う事になります。
これを毎日1時間、習慣化することによって次第に鼻で呼吸するときに使う筋肉が使えるようになってきます。
つまり左利きから右利きに変わっていくようになるんです。
そうするとマイオブレイスを入れていない時もきちんと鼻で呼吸する時に使う筋肉を使って呼吸するようになる、つまり鼻呼吸が出来る様になっていきます。
勿論、夜寝ている時はマイオブレイスがお口の中に入ってさえいれば口があいていようと必ず鼻で呼吸をうながしているので、寝ている時も鼻で呼吸するときに使う筋肉っています。
それともう一つ、1時間の装着が大切な治療である理由は奥歯でしっかり噛んで、さらに舌をスポットにつけてマイオブレイスを装着する事によって正しい嚥下である咬筋(こうきん、奥歯で咬むための筋肉)を使った嚥下のトレーニングにもなっていきます。
まとめますと、
1時間入れることが必要な理由の一つ目は、まず呼吸をする時に鼻で呼吸する筋肉を使えるようにすること。
二つ目はぎゅっと咬んで装着する、舌をスポットに着けて装着することによって正しい嚥下機能を獲得していくため。
この二つです。
よって、毎日起きているときにマイオブレイスをお口の中に1時間装着する事がこども矯正を成功させ、お子さんの歯並びを良くするカギであることを認識していただき、ご協力ください。よろしくお願いします!