大人の矯正と子どもの矯正の違い
こんにちは!
医療法人社団SED汐入駅前歯科&smile10デンタルクリニック 歯科衛生士の阿部です。
だんだんと暖かくなってきて過ごしやすくなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、今回は
「大人の矯正と子ども矯正の違い」
についてお話します。
まず矯正治療は、始める時期によって使う装置や矯正の効果、治療方針が変わってきます。
矯正治療には、一期治療と二期治療という二段階に治療が別れています。
一期治療とは6歳から12歳くらいのお子さんが対象になります。
この頃の治療は顎の成長をコントロールし、永久歯が正しく生えるような手助けをすることが主な目的です。
二期治療とは永久歯が生え揃い、乳歯がなくなってから(だいたい12歳以降)の治療となり、主に細かい歯並びの乱れを整えることを目的とします。
☆子どもの矯正
子ども(永久歯が生え変わる12歳以下の子ども)の矯正は、これから生えてくる永久歯の歯並びを良くするために行われます。
成長が盛んなこの時期の成長を利用し、顎が拡がるように誘導します。
上下の顎のバランスを整え、正しい歯並び、噛み合わせを目指します。
永久歯(大人の歯)に生え変わってからでは顎を広げていくことができないので、抜歯が必要になったり、ワイヤーなどで力をかけて動かしていくことになります。
成長を利用するというのはこの時期でないとできない治療です。
これが大人の矯正との決定的な違いです。
☆大人の矯正
大人の場合は、既に歯も歯茎も顎も成長が終わっており、形が固まってしまっています。
そのため歯の移動による治療になります。
成長は終わっているため、スペースが足りないがために抜歯が必要になる事が少なくありません。
大人であっても歯の向きは少しずつズラしていく事が可能ですので、矯正器具を装着し、長期的に力を掛けて、歯並びを正していきます。
長期的な期間や、手術、抜歯などの手段で歯並びを正していくのが大人の矯正であり、子どもの矯正との違いです。
当院では、子どもの矯正(マイオブレイス)、大人の矯正(ワイヤー矯正、インビザライン矯正)を行っております。
電話相談も無料で承っております。
矯正にご興味がある方、歯並びでお悩みの方がいらっしゃいましたらお気軽にお申し付けください!
小児矯正(マイオブレイス)の特設サイトはこちら
インビザラインの特設ページはこちら