セルフケアについて
セルフケアについて
こんにちは!医療法人社団SED汐入駅前歯科、歯科衛生士の神田です。。
新年度が始まってからあっという間にもう10月ですね。
いよいよ秋めいてまいりましたね。
いかがお過ごしでしょうか。
秋が深まりゆく季節、お体にお気をつけてお過ごしください。
歯ブラシの種類と効果
まず始めに、歯ブラシの種類と特徴についてお話します。
当院では、様々な種類の歯ブラシを販売しております。
その中でも当院の歯科衛生士イチオシの歯ブラシをご紹介いたします。
大人の方向け
・DENT,MAXIMA
ハンドルがラバーグリップで握りやすく、ブラシヘッドは2.6mmの超薄型コンパクトヘッドです。
また、ロングネックなのでお口の中での操作がしやすいつくりです。
・お口の小さい方
・細かい所まで届かせたい方
・奥歯までブラシが届きにくい方
にオススメです!
・DENT,EX Systema 44M
ブラシの毛がとても細いテーパー毛なので、歯周ポケット付近が簡単に磨けます。
また、歯間にもしっかり届くためプラーク(歯垢)の除去に効果的です。
歯肉への当たりが優しいため、歯肉を傷つける心配が少ないです
・歯周病の方
・知覚過敏の方
・矯正装置がついている方
にオススメです!
・ルシェロ ピセラ
テーパー毛とラウンド毛が段差に植毛されている歯ブラシです。
テーパー毛が歯と歯の間やポケット、ラウンド毛が歯面を刷掃するため効率よくプラーク(歯垢)
が除去できます。さらに、毛の段差が2.5mmと大きいためテーパー毛が歯と歯の間やポケットに
はいりやすいつくりになっています。
通常の歯ブラシは男女兼用につくられています。
そのため女性には少し大きいと感じられていましたが
グリップや植毛デザインなど成人女性が使いやすいようにつくられているため、
女性の方にオススメの歯
ブラシです。
・歯肉退縮がある方
・歯肉炎の進行抑制
・大人の女性
・ブラッシング圧の強い方
にオススメです!
お子様向け
・EX kodomo11M
混合歯列期(6歳~12歳)のお子様にオススメです。
しっかり握れる太めのハンドルで、グリップには可愛いキャラクターの絵柄もあるので、歯磨きに時間
がより一層楽しくなります!!
・EX kodomo13S 13M
乳歯列期(1歳~5歳)のお子様にオススメです。
13Sは少しやわらかめなので、ブラッシングの力が強いお子様や歯肉炎にかかっているお子様にオススメです。
13Mはしっかりとプラーク(歯垢)が除去できる硬さです。
補助用具
・OneTuft
歯と歯の間や歯と歯ぐきの間にぴったりフィットします。歯が重なっていて磨きにくい奥歯に最適な
歯ブラシです
他にも色々な歯ブラシや補助用具を販売しております。
歯ブラシは自分のお口に合ったものを使用するのが大切です。
自分に合った歯ブラシの選び方
歯科衛生士の吉田です。
続いてのテーマは自分に合った歯ブラシの選び方についてです。
普段みなさんは歯ブラシを選ぶ際に何を基準に選んでいますか?
毛の硬さ・ヘッドの大きさ・毛の種類・値段など様々あると思いますが、
実は自分のお口の中に合っていなかったり、間違った使い方をしているとせっかく時間をかけて歯磨きをしても磨き残しが多く残ってしまったり、歯茎を傷つけてしまう場合があります。
今回は自分に合った歯ブラシを選んで使って頂くためにまず基本的な歯ブラシの選び方を紹介していきたいと思います。
基本的な歯ブラシの選び方
①毛の硬さ
・ふつう → 歯茎の炎症もなく、一般的なお口の方向け
・やわらかめ → 歯茎の炎症が気になる方、知覚過敏が気になる方、磨くときに力が入りすぎてしまう方向け
・かため → 歯の表面に汚れが多く残っている方、磨くときにあまり力が入れられない方向け。
②ヘッドの大きさ
・ふつう → 一般的なお口の方向け
・小さめ → お口の中が小さく、ふつうの歯ブラシでは奥歯まで磨きにくい方。
磨くときに嘔吐反射が出やすい方、妊娠中でつわりのある方向け。
・大きめ → 細かく歯ブラシを動かすのが難しい方向け、高齢者の方向け。
③毛の種類
・ラウンド毛 → 毛先が丸くなっているため歯の表面の汚れをしっかりと落とすことができます。
その反面、歯周ポケットには毛先が入りづらいため歯周病が気になる方にはおすすめできません。
・テーパード毛 → 毛先に向かって毛が細くなっているため歯と歯の間や歯周ポケットの中まで毛先が届きやすいです。
毛先が細いため汚れを落とす力はラウンド毛より劣るので磨く時には毛先を細かく動かす必要があります。
おすすめの歯ブラシ
これらをふまえて汐入駅前歯科で販売しているおすすめの歯ブラシをお口の中のパターン別に紹介していきたいと思います。
お口の小さい方・嘔吐反射が出やすい方・歯の表面に汚れが残りやすい方
→ DENT.MAXMA ( デントマキシマ )ヘッドが超薄型ヘッドに加え、
持ち手がロングネックになっているため普通の歯ブラシでは最後臼歯まで磨くのが難しいという方や磨く時に嘔吐反射が出やすい方におすすめです。
また、ラウンド毛をしているので歯の表面の汚れを落としやすいです。
硬さ ( ふつう ) 毛の種類 ( ラウンド毛 )
歯周病が気になる方・知覚過敏が気になる方
→ DENT.EX systema 44M ( デントEXシステマ44Ⅿ )
毛先が細い分、歯周ポケットや歯と歯の間まで毛が届きやすいので
歯周病が気になる方におすすめです。
また、ブラシの硬さはふつうに分類されますが、テーパード毛を使用していて使った感触としては
やわらかめに近いので知覚過敏が気になる方にもおすすめです。
硬さ ( ふつう ) 毛の種類 ( テーパード毛 )
歯ブラシを細かく動かすのが難しい方、高齢者の方向け
→ DENT.EX systema genki J ( デントEXシステマゲンキJ )幅広ヘッドのため
歯の表面や歯と歯茎の境目を1度に効率よく磨くことができます。
しかし、ヘッドが大きい分小回りが利かないため細かい所まで磨くのが難しいので
注意が必要です。
硬さ ( ふつう ) 毛の種類 ( テーパード毛 )
歯が重なって生えている方・矯正装置がついている方・奥歯に磨き残しが残りやすい方
→ EX onetuft ( EXワンタフト )毛先が1本束になっている部分磨き用の歯ブラシなので
歯が重なっている部分や矯正装置の間、最後臼歯の所までしっかり汚れを
落とすことができます。
ふつうの歯ブラシにプラスαで使っていただくと磨き残しを少なくできます。
正しい歯磨きの仕方
歯科衛生士の熊谷です。
最後は「正しい歯磨きの仕方」についてお話したいと思います。
お口の健康について
現在では、お口の中の健康に興味・関心を持ち、歯磨きを毎日する人が増えています。歯磨きをすることで虫歯や歯肉炎・歯周病など歯肉の病気を予防することができますが、歯磨きをしているのに「虫歯になってしまう」「歯肉の状態が良くない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
毎日歯磨きをしていてもお口の健康を守ることが出来ていない原因の一つとして、正しい歯磨き仕方を身に付けられていないことが考えられます。
歯磨きをしないでいると歯の表面にザ
ラザラした汚れがつ
きますよね。これをプラークと言います。この汚れをしっかり落とすことが重要です。
では、歯磨きをし終わった後に、舌で歯の表面をなぞってみてください。ツルツルしていますか。ザラザラしていますか。もしザラザラしていた場合は、磨き残しでプラークがまだ付着していると考えられます。プラークは細菌の塊なのでそのままにしておくと、虫歯や歯肉の病気の原因になってしまいます。
健康な口の状態を維持するためにも正しい歯磨き仕方を身に付けましょう。
〜歯磨きのポイント〜
①歯ブラシの毛先を歯面に直角に当てる
歯の面に毛先をまっすぐ当てましょう。
②軽い力で磨く
強い力で磨いてしまうと歯ブラシの毛先が広がってしまい、
歯面にしっかりと当たらなくなります。
また歯面や歯肉を傷つけてしまうため軽い力で磨きましょう。
③小きざみに動かす小さく動かすことで歯面だけではなく、
歯と歯の間にも歯ブラシの毛先が届きます。
奥歯の舌側や口蓋側は歯ブラシを斜めに入れて、
軽い力で小きざみに動かし、1本ずつ磨きましょう。
〜前歯に効果的な歯磨きの仕方〜
前歯の裏側は横磨きだけでは汚れを落としきれません。
そのため上の前歯は毛先の前端を入れ、
下の前歯は毛先の後端を入れ、縦に小刻みに動かし1本ずつ磨きましょう。
前歯の表面は1本の歯を3面に分け、出来るだけ歯軸に平行に当て、
歯ブラシを縦にし上下運動を行いながら磨きましょう。
正しい歯磨きの仕方を身に付け、セルフコントロールをしてお口の健康を守っていきましょう。
いかがだったでしょうか?
ぜひ皆さんも自分に合った歯ブラシを使って正しく歯磨きをしましょう!
歯ブラシ選びで困ったことや何か分からないことがありましたらいつでも担当の歯科衛生士までご相談ください!
スタッフ一同心よりお待ちしております。